昨年6月に開通したばかりの篠井インター(日光宇都宮道路)を降りて、左折して約1㎞の道のりを進むと小さな看板があり、そこを右折すると時代を感じさせる佇まいの大きな古民家が見えます。その建物が今回のお目当てそば処『石奈多』です。
中に入ると目の前には囲炉裏があり、店内も古民家をそのまま利用しているようで細やかな細工のしてある戸や神棚、仕切り戸などとても味わい深い。手ぬぐいの飾り方も素敵!
私が頼んだのは、「鴨せいろ」
上品な細麺に、しょうゆベースの鴨のお出汁が出ている麺つゆに付けて頂きました。
麺とお出汁が絡み合い、口に頬張ると蕎麦の風味が広がり、幸せな気持ちに💛
鴨肉も3枚も入っていました!!!
特におすすめなのが、締めの蕎麦湯をたしなむ時、お店で付けてくれる練り柚子胡椒の七味を少量加えて頂くと柔らかな柚子の風味が最後の心を温めてくれます。
『鳥つくねせいろ』をいただきました。
細麺ですが、とてもこしのある麺で、濃いめのつゆも、軟骨入りでこりこりと歯ごたえがあるつくねも、とても美味しかったです。
ゆずの入った七味がピリッと少し辛く、つゆに加えるとこれまた美味しい!
私がいただいたのは『鳥つくね蕎麦』
まず、おつゆ&おそばから。
だしの効いた温かいおつゆに、細めの麺がからみ、口の中でそばの風味が広がって、あっー体も温まるぅー。
次に、とり団子へ。
(多分ゆずが入っている?)口の中に入れたとたん、お肉がほろっとほどけて、そこにゆずの香りが広がって、これもまた美味でした。
外から差し込む穏やかな日差しと、いろりで温められたやわらかな空気の中で、おいしくおそばを頂き、至福のひとときを過ごすことができました。
私が注文したのは『もずくせいろ』。 おそばともずくの組み合わせが気になり、これをチョイス。
まずはおそばを。細めでコシがあり、つるりとのどごしも最高。
その後、つゆにもずくを入れて食べてみると、細くなめらかなもずくと一緒になる事で、のどごしさらにUP!つるりとさっぱりでぺろり!
シェアして頂いたそば稲荷は、甘めの味付けのおあげの中に、ほんのり柚子の香るそばがつまった上品な一品。食事としてもデザートとしても食べられそう。
デザートはそば茶プリン。香りを大切にした優しい味わい。プリンの上に乗った生クリームの上には、そばの実のロースト!ポリポリとした歯ごたえと香ばしさは、これまた初めての味と食感。
お店の方にもていねいに応対して頂き、居心地も良くてあっという間に時間が経っていたのにはびっくり。
知り合いや友達にも紹介したくなるお店でした。
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